関節軟骨の表面は大変すべりやすくなっており、骨と骨とが擦れあう時に生じる摩擦を非常に少なくします。
また、骨にかかる衝撃を和らげるクッションのような働きもしています。
また、関節軟骨は常に関節液という粘液を含み、スポンジのような柔軟性を持っています。
関節を曲げるときには、関節軟骨に圧力がかかりますが、その時に、関節軟骨から関節液が押し出され、関節の曲げ伸ばしがスムーズになるという仕組みにもなっています。
関節軟骨の表面は、非常に滑らかで、氷の7〜8倍も滑りやすくなっています。
この軟骨が、加齢や物理的な要因で傷ついたり、もろくなって崩れてしまうと、関節がスムーズに動かなくなってきます。
この後は、骨と骨が直接擦れ合うようになる結果、関節の痛みや変形が起こるのです。
一般的に関節は骨と骨とが向かい合って形成されています。それぞれの骨の先端には関節軟骨と言われる物質がかぶさっていてそれらを関節軟骨といわれる部分がかぶさっていて、それらを関節包が包み込んでいます。
関節包は渇液によって満たされていて、それが潤滑油の役割を果たします。又、軟骨と軟骨は通常は離れています。
関節の痛みの多くはは、グリコサミンやコンドロイチンが不足する為、軟骨が変形し、スムーズに動かなくなり痛みが発生致します。
これらは全て関節に悪影響を与えて痛みを感じさせる原因になります。
もちろんそれだけではありません。軟骨が損傷した状態を放っておくと、やがて関節の骨にとげや堤防上の骨が作られ「変形性関節症」という立派な病気になってしまう恐れがあります。
50代以上の女性の2人に1人が節々についての悩みを抱えています。男性に比べ女性の方が多いのは、月経や出産でカルシウムをはじめ、いろいろなミネラル等身体にとって必要な成分を失いがちだからかもしれません。
閉経後女性ホルモンの衰退とともにカルシウムが急激に減少し、関節の部分のコンドロイチンも減少し不足することも原因の一つです。
一般に関節炎の原因は外傷や感染によります。
変形性関節症の場合は、老化と共に、関節を長年酷使し続けることによって、クッションの役割を果たしている軟骨がすり減ることにより起こります。
衝撃を和らげる為に骨が変形し増殖するのが原因となるようです。関節痛は関節に負担がかかる方ほど発症しやすく60歳以上の高齢者の8割以上の方が膝、肘、股関節などに痛みを感じているようです。
また立ち仕事などで関節を酷使している方や肥満ぎみの方は発症が早いようです。